ヨウ素剤(安定ヨウ素剤・ヨウ化カリウム丸)の通信販売/通販・購入方法の簡単解説

安定ヨウ素剤には副作用がある

安定ヨウ素剤には副作用がある

およそ薬というのもには効果があり副作用もあります。風邪薬などの怖くない普通の薬も多量に服用すれば健康を害することは良くしられています。医薬品はもちろん健康食品という名であってもサプリメント等は、医師・薬剤師と相談のうえで服用してください。

 

なお、国の機関である原子力安全委員会と原子力施設等防災専門部会が作成した文書「原子力災害時における安定ヨウ素剤予防服用の考え方」によると、副作用はつぎのとおりです。

 

4.ヨウ素を含む製剤の服用による副作用
4−1 ヨウ素に対する過敏症
 ヨウ素過敏症は、ヨウ素に対する特異体質を有する者に起こるアレルギー反応である。服用直後から数時間後に発症する急性反応で、発熱、関節痛、浮腫、蕁麻疹様皮疹が生じ、重篤になるとショックに陥ることがある。
また、ヨウ素を含む造影剤によるアレルギー反応は、造影剤過敏症として知られている。
 さらに、低補体性血管炎(Hypocomplementemic Vasculitis)はヨウ素に過敏である場合があり、ジューリング疱疹状皮膚炎(Dermatitis HerpetiformisDuhring)は、ヨウ素に過敏であると考えられている。
 ヨウ素に対する過敏症を有する者が、ヨウ素を含む製剤を服用すると、アレルギー反応を引き起こす。
4−2 甲状腺機能異常症
(1) 血中甲状腺ホルモンの濃度の上昇による甲状腺機能亢進症や、その低下による甲状腺機能低下症では、ヨウ素を含む製剤を長期連用すると、それぞれの病状が悪化するおそれがある。
(2) 慢性甲状腺炎を有する者等で、甲状腺機能異常が認められない者が、ヨウ素を含む製剤を長期連用することにより、甲状腺機能亢進症や低下症という甲状腺機能異常症を生じることがある。
・甲状腺の過形成、多発結節性の腺腫様甲状腺腫を有する者が、ヨウ素を含む製剤を長期連用すると甲状腺機能亢進症を呈することがある。しかし、この病態は、日常的にヨウ素を過剰摂取している者には稀である。また、慢性甲状腺炎の経過中に一過性に甲状腺機能亢進症を呈する例があるが、これはヨウ素の過剰な摂取の継続によるものとの見解もある。
・甲状腺機能が正常な慢性甲状腺炎に対して、ヨウ素を含む製剤を長期連用すると、甲状腺機能低下症に陥ることがある。
・新生児にヨウ素を含む製剤を大量服用又は長期連用させると、甲状腺機能低下症を発症させることがある。
・妊婦にヨウ素を含む製剤を大量服用又は長期連用させると、胎盤を通して胎児の甲状腺にヨウ素が移行することにより、胎児の甲状腺機能低下症を発症させることがある。特に新生児及び妊娠後期の胎児における甲
状腺機能低下症は一過性であっても、その後、知能の発達に影響を及ぼすことがある。
・無機ヨウ素の有機化に先天的に異常がある者は、ヨウ素を長期にわたって摂取すると、甲状腺が肥大することがある(海岸性甲状腺腫)。
一方、健康な者が、ヨウ素を含む製剤を大量服用又は長期連用すると、一過性の甲状腺過形成や機能低下を生じることがある。

4−3 その他の副作用
・肺結核を有する者がヨウ素を含む製剤を服用すると、ヨウ素は結核組織に集まりやすく、再燃させるおそれがある
・薬疹(ヨウ素にきび)、耳下腺炎(ヨウ素おたふく)、鼻炎等があるが、いずれも極めて稀である
・嘔吐、下痢等の胃腸症状が認められることがある
・カリウムを含む製剤を用いる時は、腎不全症、先天性筋強直症、高カリウム血症を有する者で血清カリウム濃度の上昇による病状の悪化をきたすことがある

 

4−5 原子力災害時における安定ヨウ素剤服用による副作用についての考え方
我が国では、従来より、甲状腺機能亢進症治療の手術前に、ヨウ素を含む製剤が使用されてきたが、生命に危険を及ぼす重篤な副作用の報告は殆どない。
また、チェルノブイリ事故時に安定ヨウ素剤の服用を実施したポーランドでは、成人での生命に危険を及ぼす重篤な副作用は極めて低頻度であり、若年者での重篤な副作用は報告されていない。同時に、服用後、頭痛、胃痛、下痢、嘔吐、息切れ、皮膚掻痒などが報告されているが、これらの症状の原因は、安定ヨウ素剤の副作用によるものかは不明である。
安定ヨウ素剤の服用に当たっては、放射性ヨウ素の甲状腺への集積を抑制する効果を最大に導き出すとともに、生命に危険を及ぼす重篤な副作用は稀にしか発生しないと推測されているものの、副作用を可能な限り低減する努力が必要である。
このため、
・安定ヨウ素剤の服用に係る決定を行う場合には、服用による利益と不利益を十分に考慮すること
・安定ヨウ素剤の大量服用又は長期連用では副作用の発生のおそれがあることに配慮すること
・安定ヨウ素剤の服用により、生命に危険を及ぼす重篤な副作用のおそれがある者に対しては、安定ヨウ素剤を服用させないよう配慮すること
・新生児並びに妊娠後期の胎児については将来的に知能の発達に悪影響を及ぼす可能性があるので、安定ヨウ素剤の大量服用又は長期連用を避けるよう十分に注意すること
等が必要である。
また、安定ヨウ素剤の服用に当たっては、副作用の発生頻度を低減させる方法の一つとして、周辺住民等を対象に副作用についての情報を普段から提供しておくことも重要である

 

難しい学術用語がならんでいます。端的に言うと、「副作用はないことはないが、重篤な副作用はあまり報告されていない。」という整理でよいだろうか。

 

なお、引用文中のアンダーラインは当サイトによる。

 

備蓄していたヨウ素剤を配らなかった自治体や、配れなかった自治体も多いと報道された。おどろくべきことに市町村レベルで独自に配布したヨウ素剤について国から混乱を招くからという理由でケチが付いたケースもあったと報じられた。政府民主党は、国民がパニックに陥ることを恐れて情報を隠したといい、これを後に細野原発担当大臣が謝罪した。

 

しかし、正確な情報をすばやく公開していくことこそがパニックを防止するために必要な事であったと思う。当時は、昆布が良いとか、うがい薬はダメだとか、そういう些末な情報ばかりがあふれていた。

 

ヨウ素がどこに備蓄されているのか、備蓄されているヨウ素をどのようにして手に入れて、服用するのか、チェルノブイリ事故の時の経験から、予算をつかってヨウ素を備蓄していたというのに、それはあまり生かされなかったように思える。しかも、肝心の原発の状態や放射能汚染についての情報は正確な情報がほとんど無かった。福島はチェルノブイリとは事例違うから爆発しない、爆発しても放射能は漏れない、爆発したけど格納容器の健全性は保たれている、放射能が漏れたら漏れたでヨウ素は半減期8日だから心配は要らない、レベル4だからスリーマイルよりましだ等といったような信じられないような情報ばかりが流れていた。

 

みなさんも思い出すでしょう・・・。


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